<キルギス>議会選で与党過半数割れ 焦点は連立交渉
毎日新聞 10月12日(火)11時21分配信
【ビシケク大前仁】旧ソ連のキルギスで10日に投開票された議会選(定数120)は、4月の政変で発足した臨時政府に参加する連立与党が過半数を得られず、与野党を交えた連立交渉へ焦点が移された。一部で懸念されていた民族衝突や抗議運動は起きていない。
選挙には29党が参加したが、議席を獲得したのは5党にとどまった。バキエフ前政権派の野党アタ・ジュルト(8.88%)が首位で、連立与党のキルギス社会民主党(8.04%)が2位。その後に親露派野党のアル・ナムス(7.74%)、野党の「共和国」(7.24%)、連立与党のアタ・メケン(5.6%)が続く。有権者数は約285万人、投票率は約56%だった。
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