2012/02/29

にくらしい話

キルギスの肉は計り売りが中心。

butcher

村の肉屋はこんな感じである。イスラム教で禁止されている豚肉は、(当然)置いておらず、牛と羊が場所を分けて置かれている。それぞれ部分ごとに台に並べられていたり、写真のように吊されている。

この中から、自分のほしい部位を「このくらいの大きさ」とか「○○グラム」という感じで注文して、店の人に切り分けてもらう。

首都ビシュケクであれば、大きなバザールの肉売り場に、ひき肉も置かれているが、村では見たことがない。その代わり、普通の(肉屋でない)店に冷凍でひき肉が置かれていた。

farsh
(500g弱で95ソム)

他にサラミ、ソーセージなんかも。

 sarami
(30cm弱の長さのサラミ。これも95ソムくらいだった)

首都のバザールの肉売り場は、規模がまったく異なり、肉に囲まれるような情景なのだが、それはまた写真が撮れた時にでもアップすることにしよう。

今日は閏年の2月29日ということで「にく」の話題に。

2012/02/28

引っ越し出迎え

27日の引っ越し、ホームステイでの一人部屋暮らしだから、荷物はそんなに増えないだろうと思っていたが、引っ越しのために荷物をまとめてみると、結構増えていた。車への積み込みを手伝いに来てくれた同じ村の隊員もやや呆れていたかも…。

書籍類が増えたことと、子供らの指導に使えそうだと拾い集めてきた段ボールなども量は多かった。あとは先輩隊員にもらった(引き継いだ)照明器具だとか電気湯沸かしポットとか。

ビシュケクの新居に着いて、車から部屋に荷物を運ぶのは、一人で何往復もするはめになり、荷物を増やしてきた自分を恨んだ。

独り暮らしは日本にいた時以来、久しぶりという感じである。一番楽しみにしていたのは、自分でキッチンを好きなように使えることだ。近所の小店で調味料を購入。露店の八百屋も出ていたのでじゃがいも、にんじんだのを買う。それで簡単なスープを作り、あとは近所のサムサ屋でサムサを買って済ました(サムサはひき肉・玉ねぎを包んで焼いたパイ)。

引っ越し祝いという訳ではないが、ビールを買って飲んだ。ホームステイ先だと部屋で酒を飲むのは控えていたから、独り暮らしになってその気兼ねがなくなった。実は、これが一番気をつけなければならないことだと思っている。飲酒量が増えるのではないか、と…。

夕食中、ビールのコップから何かが這い出してきたのでギョッとして見ると、小さなゴキブリであった。バコンバエバ村では1年半、一度も見ることがなかった。キルギスは北海道くらいの緯度にあり、冬場の最低気温は一番暖かい地域でもマイナスになるから、自然環境ではゴキブリは棲息できないはずだと思うが、暖房設備の整ったアパートなどに一旦入り込んでしまえば、ゴキブリにとっては棲めない環境ではないということだ。

そう言えば、北海道でも、マンションなんかでは本州から引っ越してくる人の家財道具なんかにくっついて(あるいは卵の状態で付着して)上陸し、そのままマンションの暖房に助けられて繁殖をするのだと聞いたことがあるから、ビシュケクのゴキブリもその先祖は、外国からの輸入家具とか旅行者の荷物にくっついてやって来たのかも知れぬ。

と、そんなことを考えたのは後のことであって、私の引っ越しを出迎えてくれたゴキブリはすぐさま潰されてしまったであった。

2012/02/27

До свивания, село Боконбаева.

本日、配属先および任地変更にともなう引っ越しの日。

 

一昨日、昨日と、同じ村で活動してきた隊員たちと「バコンバエバ会」。この会は、この村に住む隊員同士の集まりに付けた名前(安直~)。私が引っ越した後、3月に、バコンバエバ村にいる最後の隊員が任期終了で引き上げるので、これでこの村には協力隊も日本人もいなくなる。一番多い時は4人の隊員がいた村であった。

バコンバエバ会の待ち合わせで私のホームステイ先に寄り、私の荷造り状況を見た同村隊員たちは「え~? これで明日出発できるんですかぁ!?」と私を非難せんばかりの質問をしてきたが、昨日の夜にすべてパッキングは終わったのだ。どうだ、「大丈夫」と言ったとおりだろう、エッヘン。

とは言え、荷物はやたらと多い。ステイ先の人にしてみたら、「1年半の生活でよくここまで物が増えたな」と内心思っているのかも知れない。療育センターで子供らの指導に使おうと思って、段ボールとか発泡スチロールとかをやたら集めて、それは変更先の職場でも使えるだろうからそのまま持って行く。それで大型のバザールバッグが1つ埋まった。

あとは本とかプリント類も増えていた。段ボール2箱。私は自分では服はほとんど購入しないが、人からはありがたくいただくので、これもいつの間にか増えていた。バザールバッグ1.5袋程度。これらに加えて、私の場合、弦楽器4兄弟(ギター、ウクレレ、コムズ、三線)があり、これが一つひとつは大したことはないのだが、兄弟が集まるとかなりかさばる。

とにかく、パッキングは終わった。あとはチャーターをした車が迎えに来るのを待つのみ。5~6時間後には新しい町、家で暮らし始めるのか…。新しい生活・職場への期待はあるが、慣れ親しんだこの村を離れるのは、やはり寂しいものである。まあ、協力隊は任期が最初から決まっているのだから、遅かれ早かれいつかはこの村を離れることには違いはなかったのだが。

では、さらばバコンバエバ村。夏頃にもう一度は訪れたいと思う。

02-27
(引っ越しの日の朝焼け)

※「バザールバッグ」についてはまだブログに書いていなかったと思う。主にバザールで売られているプラスチック製(?)のバッグで、とても丈夫。サイズ・柄も様々で、あるととても重宝するのである。近いうちに写真付きで紹介しよう。