2012/05/28

ソフトの自動起動・常駐を止める

フリーソフトをインストールする際に、自分にとっては不要なソフトもインストールするよう誘導されるような仕掛けがあって困りものなのだが、これ以外にも困るのがソフトの常駐である。

ソフトの常駐はフリーソフトに限らない問題(と言っていいのか分からないが、少なくとも私にとってはそれは「問題」なのである)で、有料ソフト、大手ソフト会社のものと、出所を問わずにある。

これは何かと言えば、OSを立ち上げた時に、そのソフトが自動的に起動するように設定されていて、ユーザーは自分ではそのソフトを起動させた覚えはないのに、ソフトが動いている、あるいは待機している状態である。ウィルス対策のようなソフトの場合、真っ先に働き出してくれないと困るから、自動起動・常駐してもらって構わないのだが、中には必要がないのに自動起動しているのがある。

ソフトを追加するたびに、Windowsの起動時間がどんどん長くなっている、プログラムの処理も時間がかかるようになっているパソコンがあるが、問題の一つはこのような自動起動・常駐するソフトだ。

最近のパソコンユーザーの多くはSkyp●をインストールしていると思うが、これもインストール直後は自動起動するように設定されている。ブロードバンドでネット接続していて、かつSkyp●での通話を頻繁にしている人にとっては自動起動にしておいて、パソコンの電源を入れると同時にSkyp●もスタンバイ状態になっているほうが使いやすいのだろうが、現在の私のネット環境ではSkyp●は常時使うものではないので、自動起動・常駐の必要はなし。

余談だが、Skyp●の場合、いつ自分がログイン、ログアウトしたかが他人に伝わってしまうのも、私にはなんとなく気味が悪いので、ログイン、ログアウトも表示されないようにしている。仕事で使っているわけではないので、これも許されるだろうと解釈している。

他にも、G●M Playerや、MS● messengerなんかもデフォルトで自動起動になっているはず。

ソフトが常駐していると、そのソフトを使いたい時に、ゼロから起動させるより早く作業を始められるから便利な面もあるし、Skyp●や●●メッセンジャーのような通信用のソフト場合、相手から連絡があった時に対応するためには常駐させておくことが必要だという面もある。

だから、そのあたりはここのユーザーのパソコン使用環境によっても設定は変わってくるのだが、自分にとって必要のない、あるいは使用頻度の低いソフトが自動起動・常駐の設定になっていないかは見直す価値はある。

たまに、協力隊仲間からパソコンの相談を受けて、その人のノートパソコンを見ることがあるのだが、ほとんどの場合、タスクトレイにズラ~っと常駐ソフトのアイコンが並んでいる(ついでに言うとデスクトップもゴチャゴチャ)。もはや、当人もどのソフトが自分に必要かもわからない状態になっているように見受ける。

そういうのを見るにつけ、パソコンって、自分でプログラムを作れる人から、OSもネットもその他のことも、その仕組みについては何も知らずに、それでいて毎日使っている人まで、すごい幅の広い人たちが使っているんだなぁと、ある意味で感心するのである。

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