2011/06/30

マルシュルトカ百景 ~ 揺れる道中 ~

キルギスの移動といえばマルシュルトカ。自分の任地の村から首都へ移動する時も、マルシュルトカを利用する。

移動時間は約4時間。この間の道中、マルシュルトカは揺れ続ける。これはマルシュルトカの問題ではなく、路面の問題であるから、実際にはマルシュルトカ以外のタクシーでも、一般の車でも条件は同じである。

車が縦にガクンガクンと揺れると、乗客も揺れるのだが、居眠りをしていると首を痛める危険がある(というか、実際に首が痛くなったことは何度もある)。

マルシュルトカは通常15~20人の乗客を乗せるが、その中には、2~3歳くらいの幼児の姿を見ることもある。彼らを見ると、マルシュルトカの縦揺れで怪我をしないだろうかと心配になる。それくらいの子供ならば、4時間のうちの半分は寝てしまうから、車が揺れると首も揺れているのだが、あれは危なくないのだろうか…?

自家用車を持っていない人がほとんどの国だから、まだ首のすわっていないような乳児を車に乗せて、長距離移動することもあるのだろうか? そんなことをして、乳児の首は大丈夫なのか。

マルシュルトカで揺られながら、そんなことを心配している。

0 件のコメント:

コメントを投稿