2011/05/13

小沢センセイ、おめでとうございます

協力隊とはまったく関係のない話を続けて、もはや何のブログなんだか分からなくなっているが、あしからず。

小沢昭一の小沢昭一的こころ。本日を以て放送一万回を達成!!

多分、私が騒ぐ以上にすごいことなのであるが、ネット配信で聴いた本日分の放送は、気負うこともなく、リスナーに感謝を述べて、来週の予告をして、いつものように終わっていた(本放送では、東京音頭が流れた模様だが、ネット配信ではそれはカットされており聴けず)。小沢センセイらしく飄々と放送一万回を迎えられた感じである。

冒頭で「協力隊とは関係ないが…」と書いたが、私がこの番組を聴き始めたのは2003年頃、マレーシアにいた時であり、私個人としては、自分の協力隊経験とは切っても切れない思い出のある番組なのである。

当時は、もちろんネット版で聴いたのであるが、そもそもは、インターネットで日本語の情報が聴けるサイトはないかと探してたまたま行き着いたのであった(この番組の存在は知っていたが、日本では聴いたことはなかった)。だから、インターネットがない時代の隊員だったとしたら、私は「小沢昭一の小沢昭一的こころ」を聴くことなく人生を過ごしたかも知れないのである。

日本の芸能史に関する私の知識の多くは、小沢センセイから教えていただいたものである。いずれ小沢センセイも亡くなる時が来るのであるが、そうなるとあの膨大な、生き字引的な明治・大正・昭和にかけての日本の大衆芸能に関する知識もなくなってしまうのである。ああ、もったいない…(これと似たようなことを、淀川長治さんが亡くなった時に思った)。

いかんいかん、しんみりした話にしてしまった。とにかく、本日はめでたや放送一万回、おめでとうございます。

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