2011/01/17

マレーシアでの蚊との攻防戦 ② (屋外編)

蚊の発生を抑えるために、地域全体に殺虫剤を撒くのはケミカルなやり方だが、もっとローテクで地道なやり方もあった。

草刈りである。

熱帯では、放っておいたらどんどん草が伸びる。「伸びる」だけでは言い足らない。「のび~る、のび~る」とストレッチマンがストレッチパワーを溜める時のかけ声のように、とにかく伸びる。

草がほうぼうから伸びて藪になると、そこが蚊の棲息場所になるので、草を刈って蚊が住めなくするわけだ。

草刈りの仕事は、おそらく低賃金労働だと思う。金属の棒の先に、ひも状のプラスチックがついていて、それがモーターで勢いよく回る。その勢いで草をバシッバシッとちぎっていく。炎天下だから、立っているだけでも体力は消耗する。そういう中で黙々と作業をしている男達をよく見かけた。

草刈りをするのは町だけである。町だってすべてをカバーできるわけではない。町から離れたら、道の両脇は熱帯の木・草が生い茂っていて、ひもプラスチックの草刈り機で太刀打ちできるものではない。当然、そういう所は人口密度も低いから、マラリヤなどが伝染する率も低い。とんとん、というところか。

jungle

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