2010/12/11

「年賀状」について考える②

年賀状についての続き。

キルギスから年賀状を出しても、今からでは元旦には間に合わないと書いたが、そもそも、私は日本にいた時から年賀状は積極的には出していなかった。

私は365日年中無休の職場に勤めていたから、勤務のローテーションによっては、大晦日に働いて、翌日にまた出勤ということもある。同じように出勤している同僚とは、年をまたいで連日会う。そういう同僚から年賀状が来ていたりすると、年賀状というものが形骸化しているように思われ、私には馬鹿馬鹿しかったので、職場の人には年賀状を出さないし、向こうからも送っていただく必要はないと伝えるようにしていた。

毎年「年賀状はしない」宣言をしていれば、大抵の同僚は私に構わずにいてくれるのだが、それでも、その年新しく入った後輩などは、間違って年賀状を送ってしまうこともあるから、日本で勤めている頃は今くらいの時期から「おれには年賀状を出さないでくれ」と張り紙をするようにしていた。それでも年賀状を送ってくれる人は、もう先方の価値観によるのだろうから、こちらから苦情を申し立てる筋合いではないと決めていた。

0 件のコメント:

コメントを投稿