2010/09/30

冬に向かってます

ここ、バコンバエバは日に日に寒くなっており、町から見える天山(テンシャン)山脈はどんどん白い部分が増えている。

6000メートル級の山々だから、年中雪はあるんですけどね。

それでも、キルギスで暮らし始めた8月に、首都のビシュケクから見た山々は、もっと山肌が見えていたと思う(写真を撮っておけば良かったなぁ~)。

元々、雪があった部分も、その上に雪が積もって、雪の厚みが増している感じがする。
天山山脈
通勤路からの風景(クリックで大きな画像に)

町からすぐに連なっている低い山も、場所によってはてっぺんに雪が積もっていたから、段々と上から下に雪の部分が増えて行くことだろう。
とは言っても、晴れて陽射しが強い日の昼間は半袖で過ごせるような時もある。朝晩は寒い。この気温差には気をつけないと...

2010/09/23

信号機のある町

先日、職場の用事でКаракол(カラコル)という町へ行った。ここは私の住むバコンバエバよりも大きな町で、町の中心部の広さ・店の数は、バコンバエバの何倍もあった。
町の風景の中で違和を感じたのは、信号機があったこと。
バコンバエバにも信号機はある。あるにはあるが、作動しておらず、“お飾り”状態になっている。それだけ交通量が少ないということだが、私もここに来てから2週間が経過して、すでに信号機のない町の生活に慣れてしまったのか、信号機に合わせて車や人が往来している様子が特別のことに感じられてしまった。
あるけど使われていないバコンバエバの信号機

2010/09/20

選挙キャンペーン

来月、10月に、キルギスの総選挙が予定されていて、今は政党・候補者たちの選挙キャンペーンの真っ盛りである。

本日、私が住むバコンバエバでもいくつかの政党のキャンペーンがあった。おそらく3つの党がキャンペーンをしていたと思うのだが、それぞれ時間と場所を少しずつずらして、お昼ごろから夕方までやっていた。

なんで、わざわざ同じ日にやるのか疑問である。同じ日にやれば、有権者は一日で各政党・候補者の政権公約とかを聞くことができるからであろうか。交通の便が良くない地域の人たちもいるから、そういう人たちにとっては、毎週、演説を聞くために町の中心部まで出てくるのは負担であると思う。

それと、交通規制などの影響もあるかも。なにせ、中央通り(と言っても100メートル強程度だが)の交通を止めてやっていたから、これが何度にも分けてとなると、交通整理をする警察のほうも大変かも知れない。と書いてみたものの、来週も別の政党が来るかも知れないが…

senkyo1 
子供たちの姿が多い気がする

演説は何を言っているか全くわからず。党首(かな?)、候補者らの演説が終わった後、今度は歌手が出てきて盛り上げる。聴衆に子どもとかもたくさん来ていたのは、こういうのを見たかったからかな? 歌手は、おそらく口パク。聞きに来ていた人たちは、その辺、どう思っていたんでしょ。

senkyo2
ロバに乗った子も来ていた

お祭りっていう感じなんでしょうな。
ただし、投票間近になってきて、どのようにヒートアップするかは見当がつかないので、注意はしておかないといけない。

2010/09/19

キルギス関連のテレビ番組

キルギスに関連したテレビ番組が放送される予定。
テレビ東京開局45周年記念番組 封印された三蔵法師の謎
~シルクロード30,000キロに挑んだ男~
2010年9月23日(木・祝) 19:58~


【番組ホームページ】
http://www.tv-tokyo.co.jp/sanzo/index.html

【番組内容】
1400 年経った21 世紀の今も、さまざまな形で注目される三蔵法師。
“ヒーロー不在の時代”にあって“苛酷な冒険旅を完遂した”三蔵法師の不屈の精神やあきらめない心は、世の人々の心を打ち、
勇気と希望を与える。
不動の信念を持ちながらも歴史に翻弄された三蔵法師の人生の真実に迫る。

玄奘三蔵法師が通ったシルクロードはキルギスも通過しており、三蔵法師の道程を追う中で、キルギスも紹介されるのではないかと思います。

残念ながら、私自身は放送を見ることができないが、「シルクロード」「三蔵法師」「キルギス」などのキーワードに関心がある方は是非ご覧ください。

Вчера и сегодня было дождь. (雨でした)

После я приехал в Боконбоеве, дождь было мало. Но, вчера и сегодня, почти целый день дождь шёл.

По правде говоря, мне нравится дождевой день. В таком дня я только проведу время дома.

昨日今日は、ほぼ一日中雨だった。バコンバエバに来て以降、これだけまとまった雨を見るのは初めて。

雨の日は、外に出ず部屋でぼんやりとしていても、罪悪感がないから、私は好きである。

2010/09/16

任地、バコンバエバ

キルギスに来たのが7月29日。

首都ビシュケクで1ヶ月の研修を受けた後、先週9月7日に、自分の任地となるバコンバエバに赴任した。

せっかくインターネットの時代だから、Googleマップでのバコンバエバの位置を確認。
 ↓ ↓ ↓
(Googleマップ)

地図で見るとわかるが、北側にイシククリという湖がある。この湖がとにかく馬鹿でかい。

見た目の比較だが、四国の半分くらいはあるのではなかろうか。少なくとも三分の一はある。

(ちょっとわかりづらいが、イシククリ湖の大きさが少しでも伝われば...)

村を歩いていると、道の脇に牛、馬、羊、山羊、ロバが草を食べている。首都にいた頃は、ロバとかを見かけると珍しさから写真を撮りまくっていたが、キルギス人から「バコンバエバに行ったら、ロバなんていくらでもいるよ」と言われた。

その通りだった。


しかし、それでもついつい撮ってしまう動物たちの写真(動物に関しては、色々と謎に感じることもあるので、おいおい別の機会に書きたいと思う)。

とにかく、そんなバコンバエバでこれから約2年間暮らす。